東京都中野区
- 天空を切り取る開口部、都市に現れた静謐なアート -

限られた敷地という制約の中で建築家が提示した答えは、グレーソリッドな切妻屋根という極めて象徴的なフォルムです。
両隣の喧騒を断ち切るようにそびえ立つ姿は、都市の景観に一石を投じるアートピースのようです。
その潔いまでのミニマルな外観は、住まい手が目指す上質なライフスタイルを表現します。

この建物のハイライトは、ファサードの頂点まで達する巨大な三角窓です。
計算し尽くされたこの大開口は、都市生活では得難い圧倒的な自然光を内部空間に導き入れます。
光は刻々と変化し、高天井の空間にドラマティックな陰影を刻みつけます。

また、周囲からの視線を巧みに避けつつ、プライバシーと開放感を両立。
静謐な空間で、自分と向き合い心豊かに暮らすための安らぎの邸宅です。

計画概要
区域区分：市街化区域

用途種別：準工業地域

建ぺい率：60％

容積率：200％

外壁の後退距離：-

敷地面積の最低限度：-

高さの最高限度：-

高度地区：第２種高度地区

最高限度：23メートル

最低限度：-

防火・準防火地域：準防火地域